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【イ軍編2374】盟主の空調野球はワイらが育ててしまっとった

「『球界の盟主』バ軍本拠地東京ドームの空調は最弱イ軍の爆炎投手陣が育てた」

　とかいう怪情報が、球界を駆け巡ったものである。

「ほら～、あんだけホムーランが出るのは絶対おかしいと思っとったんや！　全部ドームランやから、今すぐ査定やり直してどうぞ（憤怒）」

「訴訟！　謝罪！！　賠償金！！！！」

　てな感じでここぞとばかりに全力で大騒ぎするイ軍の爆炎投手陣は、全力マネーパワーで東京ドームを全力調査（合言葉は「調査費は賠償金で倍返しや！　大幅黒字！」）。しかしその結果、

『爆炎投手陣登板時は、あまりにもガバ球過ぎてドーム風吹かさないでも勝手にホムーランになる。だからイ軍戦はお休みが取れて職員が英気を養える上に、設備のメンテナンスも出来て他球団戦に全力ドームラン出来る』

　という真相が判明。からの、イ軍フロントによる

「じゃあバ軍戦でのドームラン考慮査定要らねーやんけ！　その分減俸になるから４６４９」

　という理由のぐうの音も出ない減俸処分により、調査費用に追加マイナスで爆炎投手陣はマネー的に無事死亡したのであった。