【イ軍編2368】男を上げる謝罪演出術
最弱イ軍の大卒5年目野手若戸に、7人同時進行の多重不倫が発覚。シーズンオフで暇な野球マスゴミがここぞとばかりにフルボッコし、球団主催の謝罪会見開催に追い込まれたのであった。
果たして、会見当日。当初こそ、用意された原稿を読み上げていた若戸であったが、途中からは、たどたどしいながらもマスゴミを見据えて自分の言葉で謝罪。その真摯な姿勢に、とんでもないDQN行為との対比も相まって、無駄に男を上げる結果となったのである。
この会見を仕掛けたイ軍「パネマジ広報」白井に、部下がしみじみと感想戦を述べたものである。
「さすが白井さん、落として上げる、巧い仕込みっすね~ッ。最後は何かマスゴミ連中も無駄に感動してましたわ」
と、呆れ半分で賞賛する部下に、白井は笑撃の真相を明かすのであった。曰く、
「いやいや、ワイがあんないい話風のオチを用意するワケねーやろ。あれは若戸の実力よ。奴が持参した謝罪原稿はワイが書いたんやが、こんな燃やし甲斐のあるシチュは滅多に無いと思ってな。『マスゴミのガバガバ取材じゃ追い切れなかったんやろうが、実は不倫は13人。悔しかったらワイを超えてみろ。まっ、ユーたちの安月給じゃキツイ可能性が巨レ存?』てな感じで事実を盛りまくりのマスゴミを煽りまくりの内容やったんやが、若戸がテンパりながらも『これはヤベェ』と気付いちまったんやね。それで仕方なく自分で喋るしかなくなったと、そういう流れやねん。まっ、意図した方向ではないにしても話題にはなったし、広報的にはありっちゃありなんやね(適当)」




