表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
3221/5128

【イ軍編2353】この新コロ禍で首の筋肉を全力鍛錬する正捕手

 最弱イ軍の戦犯系ベテランズの中でもプレーはまともな部類なものの、練習に関しては徹底したおサボり…いや、省エネスタイルを押し通す「球界一性格の悪い捕手」綿貫。そんな綿貫であるが、野球の練習は程々に、首のストレッチをやたら入念にやってるという怪情報が、球界を駆け巡ったものである。

「うーむ、これは首を洗って解雇通告待ってるとか、そういう殊勝な心構え系ムーヴな可能性が巨レ存…? そうであって欲しい(震え声)」

「綿貫の場合、若手潰し過ぎて益より害の方が明らかにデカいだからなあ…。まあ若手殺しと言いながら、素質的にロクなのが獲れないから、入団の時点で既に氏んでるようなもんだけど(言葉のデッドボール)」

 と、一縷の希望を抱いてしまったイ軍ファンであったが、当然真相はそんな生易しい内容ではなかったのである。以下、マスゴミ取材に答えて曰くの綿貫本人コメント――。

「今年はファッキュー新コロのせいで厳しい年俸交渉が予想されるからよ、打てる手はしっかり打っときたいと。投手が少しでも変な球投げたら『それワイのリードじゃねえし! ガバガバ制球なだけだし!』てな感じで、秒速で首を傾げまくるんやね。仮にリード通りに球が来て打たれても『球の力が無さ過ぎるだけやし!』で全力首傾げ、全部投手のせいにして、ワイのマネーを徹底ディフェンスやねん」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ