【イ軍編2352】「弱いのは祟りのせいか? ならばお祓おう」
選手・監督を始め、あらゆる関係者が解雇&就任を繰り返しまくる「球界の掃き溜め」こと最弱イ軍。そんな状況下で6年連続99敗の大暗黒を謳歌している為、
「こんだけ負けまくるのは、7年前に『来年もよろしく』と言われながらも秋季キャンプ中に監督クビになった〇〇の呪いじゃないか」
「いやいや、死球喰らって乱闘先陣切ったものの、ガバガバボディの戦犯系ベテランズの援護が間に合わず、相手にフルボッコされた△△やろ」
「八百長疑惑の責任取らされて風のように解雇された球団社長の□□の線もあるで。違法飛ぶバットと飛ぶボール手配してフライボール革命狙ったのはいいが、三振かホームランかじゃなくて三振か外野フライかになっちまったからなあ…」
等々、異常な人数の候補者が挙げられ、「誰の呪いが一番強いか選手権」と題して、ネット界隈では大いに盛り上がったものである。
そこで、
「じゃあまとめてお祓いすっか! こんだけ多けりゃ、逆にセット割引の交渉し易いやろ」
という新球団社長の発案で除霊が検討されたのであるが、これには、
「いやあ、まだシーズン中で選手の気が散るんで勘弁してつかーさい。また落ち着いたら今度でオナシャス」
と、監督以下現場の首脳陣がやんわりと反対。先送りとなったのであった。
「いや~危なかった。呪いがどうとか言うとる今が、この暗黒を他人のせいに出来るホットな状況なんやから、除霊ダメゼッタイやで」
「呪いとか関係なく単に弱過ぎるだけですからね(震え声)」




