【イ軍編2348】最弱イ軍を立て直すには育成契約60人計画しかないという風潮
「セ界の白星配給所(※他球団に配る的な意味で)」こと最弱イ軍が、育成契約60人を目指して暗躍している――。そんな怪情報が、球界を駆け巡ったものである。
「数で誤魔化す気満々やなあ…。下手な鉄砲何とやらと言うが、こういうところで全部外すのがイ軍(震え声)」
「何も知らんヤングを安月給で扱き使う、ブラック企業の匂いがプンプンやで。地元の労基がアップ始めとるわ」
等々、イ軍ファンによる様々な憶測からのディスの嵐が吹き荒れたのであるが、程なくして60人の育成契約計画は頓挫。後年、某野球雑誌の球界ミステリー特集で、穴埋めで仕方なく記者が取材したところ、おったまげ不可避の真相が明らかになったのであった。取材された関係者曰く、
「アレは世間じゃ完全に勘違いされてたわね。60人を新規採用するんじゃない、高年俸で働かないコスパ最悪戦犯系ベテランズを何とか育成に落とせないか、野球協約の穴を調べまくったり、あらゆる方法が検討されたんや。訴訟リスクもさる事ながら、ああ言えばこう言う系歴戦のDQN1人相手にするだけでも超イライラすんのに、何人かで分担するとはいえ60人と交渉するなんてこっちの精神衛生上絶対無理という事でなあ。泣く泣く諦めたんや(震え声)」




