【城戸編494】日本最強打者プレゼンツ、懐温まる千羽鶴ストーリー
「恵まれない施設に千羽鶴、OK? 球界最強打者は、最強の男気の持ち主でもあるんやで」
という、妄想ここに極まれりという戯言を垂れ流しながら、「千羽鶴プロジェクト」を立ち上げた「40億の凡打製造機」こと最弱イ軍の四番、城戸。
「何すかこの風評被害不可避の糞企画は…。受け取れるワケなーやんけ!!!!」
という各施設の判断により、受け取り拒否の嵐。
「ンモー、皆してツンデレなんだから…。あまりに偉大過ぎるのも考え物やな」
てな感じで留まるところを知らない勘違いモードに突入する城戸であったが、地道に活動を継続した結果、「断るのも面倒」と、閉鎖5秒前のやる気無い系施設が渋々受け入れ。届いたものの、中身を確かめず倉庫に封印してしまったのであった。
そして月日は流れ、1年持たずに施設は倒産、家財道具は借金のカタに散り散りになったものである。
「えぇ? 折り鶴? こんな無駄で嵩張るもんどないすんのや――ー―って、マ、マジすかンゴォォォォォォォォ!!!!!!!!」
と、債権者ニキも仰天不可避の事実が発覚。何とこの千羽鶴、全て万札で折られた節税対策の代物(実質寄付)だったのである。
「このマネーでしか飛べない世界に、フライアウェイッッッッ!!!!!!!!」
こうして債権者ニキは警察に届けたりせず、この1000万(1万×1000羽)を元手にラーメン屋を開店。素人商売で秒速で店を潰してしまい、借金倍返しを喰らって表社会から大逃亡。最終的には、ダーク千羽鶴となってしまったのであった(適当)。




