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【イ軍編2344】サイン偽造ニキに下る自動天誅
「イ軍戦犯系ベテランズのサインを入手してよ、筆跡を完コピするんや。そんでハンコ偽造との合わせ技で一儲けしたんねん。ワイは野球詳しくないが、奴らは汚い事ばっかするヒールらしいから、これは天誅、ジャスティスの執行だから…」
ていう考えのもと、新米犯罪者ニキが、イ軍戦犯系ベテランズのサインを一日100回練習して完コピ。満を持してマネー不正引き出し――――と思いきや、即バレし、あっさりと御用。担当刑事ニキから聞かされた真相に、ガンギレ&おったまげ不可避に陥ったのであった。
「ユー、お習字相当頑張ったのに、狙った相手が悪過ぎたの~。基本ロクな事が起きないから、ベテラン犯罪者勢は絶対イ軍には手を出さんのやがなあ。そもそも奴ら、自分でサインとか絶対書かんねん。ゲーム廃人としての無駄なプロ意識で、『指にダメージ与えるとか有り得んやで。お小遣いあげるから、テキトーに書いといてや』て頼まれたバイトが全部代筆しとるんやね」




