【イ軍編2340】選球の鬼製造機と化した大リーグボール養成ギプス4.0
「今年の大便秘打線は一味違う! 自費で持ち込んだパワードスーツで打撃の精度アップ! 選球の鬼に、ワイはなる」
という触れ込みで、春季キャンプに突入した「球界の掃き溜め」こと最弱イ軍の戦犯系ベテランズ。「大リーグボール養成ギプス4.0」と銘打った(適当)、リュックタイプの人口筋肉を装着し、打撃練習に臨んだものである。
果たして、全くストライクが入らない打撃投手(選手同様、エア自主トレガンギマリ)に対して、前述の宣言通り、球を見送りまくる戦犯系ベテランズ。
「いつもならテキトーに手を出して、毎日少しずつ打撃を狂わせてキャンプ終盤には完全崩壊しとるんやが…」
「思わず手を出したくなるところを、パワードスーツで止めとる可能性が巨レ存…? 今年こそイケるか…? 5位」
と、淡い期待を抱いてしまう関係者であったが、やはりそこにはイ軍ならではの闇が潜んでいたのであった。以下、キャンプ初日後のロッカールームより――。
「このパワードスーツ、ガチでイケるやん」
「ボディをきっちり支えてくれるからな、バッターボックスの中で、問題無く立ち寝出来たで。夜の本番に向けて、体力充填バッチリよ」
「ドラクエの新作が昨日発売されたからな、野球なんかやっとる場合じゃないんやで」




