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【ミスタープロ野球二世物語 1/4】
「ミスター…40近くなって引退匂わせコメント連発しとるけど、絶対辞めて欲しくないンゴ…。どんな手段を使ってでも現役生活延命させるンゴ…」
話は今から20数年前に遡る。
「球界の盟主」こと最強バ軍で長く四番を打っていた球界の至宝「ミスタープロ野球」こと吉住であったが、さしもの大スターも加齢には勝てず、この数年は成績が急降下。生涯打率3割維持という問題も発生しており、後輩を熱心に指導してみたり(かつてはライバル視してガン無視)、苦手投手の時にはスタメン落ちを申し出たり(全試合出場記録に執着していた。高額インセンティブで)と、本人的にはそろそろ潮時と思っているようなフシが、随所に見られるようになっていたのであった。
また、
「僕にはキッズがいませんしね。これでまだキッズが小さくて、物心ついた段階でパッパの現役姿を見せたいみたいな事になれば、また考えも変わってくるんでしょうが…」
というネタ振りで、引退を自分で自分に納得させるような談話も多くなっていたものである。




