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【イ軍編2334】ファミリー思い監督育成に成功した最弱ナイン
かつてサ軍をリーグ優勝2回に導いた名将篠崎が、最弱イ軍の新監督に就任。あらゆる意味で家庭を顧みず、ファミリーの塩&ブリザード化に定評のある篠崎であったが、イ軍監督に就任してからは、微かに雪解けムードになっているという怪情報が、球界を駆け巡ったものである。
「監督も聖人のワイらと接しとるうちに、家族愛に目覚めちまったんやろ」
「家庭人としての育成完了。ファミリー。あとで育成料請求するから…家族だからこそ、お金の事はきっちりしておくから…」
と、どっからでもこじつけてドヤ顔モードになる戦犯系ベテランズであったが、確かに彼奴等のお陰ではあったのである。以下、ネタ不足&暇でどうしようもなくなった某野球マスゴミが仕方なく取材した結果、判明した真相――。
「篠崎監督は超迷信深く、ゲン担ぎしまくり勢なんです。それで、サ軍時代は勝ち続けている間は下着を替えない事で異臭騒ぎ常習犯だったんですが、イ軍では負けまくりで、結果、毎日清潔が保たれるようになったんです。担ぐべきゲンが無くなって臭いも無くなり、ファミリーもニッコリというワケなんですわ」




