【イ軍編2327】数か月に一度、最弱ナインが強くなる日
「ほぼ確実に贔屓の勝ちが計算出来る試合」
という事で、東京に出てきた地方勢に大人気の「セ界のオアシス(※他球団的な意味で)」こと最弱イ軍戦。ビジター席は常に満席、時にはホーム側の席を潰してまで収容しての大入り満員が続いていたが、この数年、散発的にではあるが、集客が落ちる日があった。イ軍の「パネマジ広報」白井は、そんな時をピンポイントで狙い、自軍の城戸やマテヨをフィーチャーしたグッズ――――と見せかけて、その実、対戦選手の写真が超カッコよく写ってる実質ビジター向けアイテム。タオルやら何やら――――を投入して、何とか客を引き留めていたのであった。
「つーかそもそも何で客入りが悪くなる(それでもほぼ満員)があるんでっか? たまにはジャスティスが悪に負けるところを見たくなるというドM魂が湧いてる可能性が微レ存…?」
という部下の的外れな推測に、白井は衝撃の真相を教えてあげるのであった。曰く、
「いや、カギは新作ゲーム配信日よ。スタートダッシュをカマす為に、戦犯系ベテランズ(全員ゲーム廃人)がコンディションを整えるか、それが高じて試合に出てこなくなるからな。その一瞬だけ戦力アップしてビジターの勝率が若干下がるから、そこを分かってるヘビーオタが球場に来なくなっちまうんだよ」




