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天才打者製造機
イ軍の野球教室は天才打者製造機の可能性が微粒子レベルで存在している…?
という都市伝説が、巷でまことしやかに語られたものである。
曰く、
「イ軍の野球教室の時間内で、いきなり打球の飛距離が伸びた」
「中学生がプロ相手にホームランを打った」
等々、東スポを超えたと称される捏造だらけの新スポ(日付すら間違える)もびっくりの珍証言が世間を賑わせているのであった。
「いやー、俺らの教え方マジ天才みたいだな」
「もう今からでも打撃コーチやるかww」
あまりの球質の軽さから小中学生にまで長打を喰らいまくった、被本塁打世界記録保持者コンビこと「イ軍の風神雷神」は、おめでた過ぎる勘違いをカマしていたものである。
しかし、彼奴らの球を打った少年たちが、自分は長距離砲と錯覚して打撃を狂わせる症状が続出。
イ軍球団への抗議が殺到し、野球教室の企画が中止に追い込まれてしまう事で、都市伝説にきっちりオチがついたのであった。




