【イ軍編2317】外人二塁手の日本語上達に手を貸しまくっていた爆炎投手陣
メジャー300発の大物と同姓同名の別人、最弱イ軍の二塁手アームブリスター。野球の実力はシーズン打率2割4分、本塁打10本が関の山で、日本の投手に慣れるどころか逆に慣れられて打てなくなっていったものであるが、それに反比例するかのように、日本語の実力は上達。通訳無しでも何とかなるレベルにまで仕上がっていたのであった。
「ウチの投手陣の皆さんのお陰です」
と、野球マスゴミの取材に答えて曰くのブリに対して、
「特にお世話した記憶はないが…。いや、ワイらの徳が高過ぎて、当たり前の気遣いで感動させちまった可能性が巨レ存…?(震え声)」
「メジャーよ、これが和の心だ(適当)。いやまあ、ブリはフェイクメジャーでマイナーリーガーやが…」
等々、大いに勘違いするイ軍爆炎投手陣。しかしそこには、イ軍ならではのオチがしっかりと存在していたのであった。以下、追跡取材に答えて曰くのアームブリスター――。
「いえね、イ軍の爆炎投手陣はとにかく被長打が多くて、相手が二塁に来る回数がメチャ多いんですわ。連続四球で塁が埋まるパターンもあるわな。それで対戦チームの選手と会話しまくるから、自然と日本語が上達したと、こういうワケなんやね」




