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【城戸編485】主砲死球、監督を走らす
関西の雄サ軍VS最弱イ軍戦。
「40億の凡打製造機」ことイ軍の四番打者、城戸の打席で、事件は起こった。サ軍投手の手元が狂い、城戸の腹部にめり込む死球発生。早く帰ってあつ森がやりたい城戸は、これ幸いとばかりに大袈裟に痛がり、負傷退場となったのである。
そして次打者の打席で、サ軍ベンチから、「もう一発!」という、武闘派系煽りヤジが飛んだのであった。このヤジに、
「何がもう一発じゃゴルァ!!!!」
と、イ軍監督が秒速で反応。サ軍ベンチに猛ダッシュし、思いの丈をぶちまけたのであるが、その内容には誰もが呆気に取られ、そして涙&失笑不可避に陥ったのであった。曰く、
「悠長な事言っとらんで、ちゃんと一発で今シーズン終了レベルに仕留めてもらわんと困るやろ! 城戸のお陰で何試合落としとるか分からんのやから、こっちの事もちゃんと考えてくれや!」




