【イ軍編2294】痴呆監督VSエア戦犯
「全部土井が悪いッ! 凡打、併殺、ポロリ! 一体どんだけチームの足を引っ張りゃ気が済むんや! チーム内訴訟マジ検討やぞこの~ッ!!!!」
と、毎試合毎にガンギレしているのは、最弱イ軍の新監督森田。前述の大文句は「40億の併殺魔」こと四番の城戸に対して向けられているのであるが、森田は年齢(78)もあって、人の名前を頻繁に間違える。球団がそれに話を合わせて、
「敢えて訂正する必要もねーわ。城戸にパワハラと騒がれる事もないし、雰囲気も悪くならねーし、ある意味Win-Winやろ(適当)」
と、大放置――――したのがマズかった。
昨年まで、プロ生活16年でひっそりと引退していた土井という選手がイ軍に所属しており、無職でマネーに困っていた事から、前述の人違いに全力で便乗したのが運の尽き。
「これは引退した者に対する不当な言いがかりである。法廷で会おう!」
てな感じで、イ軍から搾り取れるだけ搾り取ろうとする正義の弁護団を結成(イ軍が悪過ぎてどんな悪も正義になってしまう)。泥沼の法廷闘争が始まってしまい、
「こんな事だったら言い間違いを訂正しときゃよかった。城戸ならパワハラと騒がれても示談お小遣いで何とかなってた」
という大後悔時代が発動。森田の痴呆治療の主治医まで巻き込む、途方もない訴訟合戦が幕を開けてしまったのであった。




