【城戸編477】球界の盟主がどうしてもトレード獲得したかった日本最強打者
日本シリーズでパリーグの雄ド軍に4連敗を喫してからというもの、何としてもかつての威光を取り戻すべく、凄まじい補強作戦を展開する「球界の盟主」ことバ軍。その一環として、最弱イ軍の四番打者「40億の凡打製造機」こと城戸獲得に動いているという怪情報が、球界を駆け巡ったものである。この噂、バ軍が小技が得意な選手が不在というチーム状況もあり、
「城戸の野郎、打率乞食でバントだけは無駄に上手いから、バント要員か?」
「ある意味スモールベースボールの申し子だからなあ…。なお去年は出場全試合四番の模様(震え声)」
てな感じで、ちょっとホントっぽよ的な真実味を帯び出したのであった。当の城戸本人も、
「ワイのアイデンチチー(アイデンティティ)は強者を倒す事にあったんやが、今じゃド軍がバ軍に対しての強者やからなあ。それに、これまでリーグ制覇最大の壁となっていたワイが、日シリ制覇の為にライバルに手を貸すとか、胸熱展開過ぎて素敵やん(ウットリ)。最後に伝統の球団で花道を飾るワイ、大人気過ぎてそのまま監督に(以下聞き苦しい妄想が長時間続くので省略)」
と、大いに乗り気だったのであるが、最終的には土壇場でトレードはご破算。後日、バ軍の関係者(金に困って週刊誌に暴露ネタ売り付け)が明かした真相には、誰もがおったまげの渦に叩き込まれたのであった。曰く、
「当時は城戸獲得に真剣に乗り出してましたよバ軍は。からの、有望株と高額金銭とのパッケージで、ド軍に引き取らせる三角トレードを画策してたんや。城戸は自分から申告しない限り絶対スタメン四番から外せない呪いのアイテムみたいな契約やったからね。スタメン降ろしを実行した人に200万罰金とか。それでド軍の戦力を大幅低下させて日シリ勝つと。そんな作戦が真剣に考えられとった。城戸一人で強豪チームの戦力が大幅に低下すると、みんな分かっとったんや」




