【イ軍編2282】自軍リリーフ殺し投手陣
パリーグのオ軍で5年連続防御率2点台をマークするリリーフエースながらも、超自己中心的な言動、度重なる金銭トラブルが災いし、流れ流れて「球界の掃き溜め」こと最弱イ軍に加入した小牧。イ軍でもその傍若無人ぶりは相変わらずで、ミーティングは完全無視、全体練習にも一度も出てこない(なおイ軍戦犯系ベテランズと違い、おサボりではなく単独でトレーニングはしていた)等々、スタートダッシュをぶちかましていたものである。
これで本業の投球の方も全開――――といけばよかったのであるが、こちらの方は、大きく乱れる格好。らしくない四死球が激増し、苦し紛れに投げた半速球を痛打されるケースが目立ち、防御率が5点台にまで悪化したのであった(それでもイ軍ではリリーフエース級なのだが)。
後年、小牧はイ軍における調整の難しさをしみじみと語ったものである。
「ワイは寝起きが一番力が出る特異体質やから、江夏(伝説のリリーフ投手)をパクって5回までは球場でおねんねするルーティーンで調整してきたねん。それがイ軍では早い回に先発が大炎上して、とにかく時間喰うからなあ。今までなら起きたら5回か6回のところが、3回、下手すりゃ2回とかで、体内時計が狂いまくりでどうもならんかったわ(憤怒)」




