【イ軍編2277】エースの危険な内角攻めを止めさせた男たち
野球選手としての成熟が、人格のそれをももたらしたのか。
「セ界の貯金箱(他球団的な意味で)」こと最弱イ軍のエース相原は、頭角を現し始めの頃は、容赦無い内角攻めで悪名高かったものである。それから3年、連続してチーム内最多勝(7、6、8)をマークして視野が広がったのか、危険な投球が、明らかに激減していたのであった。
「そらそうよ、高潔なるワイらと何年も一緒にやっとれば、どんなDQNも人格矯正不可避なんやで(ドヤァ)」
「一流の野球選手たる前に一流の社会人たれ(なお違法用具、お薬、八百長疑惑まみれの模様)」
等々、例によって凄まじい勢いで勘違いを爆発させるイ軍戦犯系ベテランズであったが、ある意味、相原の対戦打者へのガン攻めを解いたのは彼奴等のお陰ではあったのである。以下、マスゴミ取材に答えて曰くの本人コメント――。
「いやあ、人間って怒りの総量を増やせないんですよ多分。メンタルぶっ壊れるから、自衛作用が働いてんじゃないすかね。それこそ昔は、喰うか喰われるか感覚で、対戦打者と頃し合いのつもりで投げてたからね。それが今では、一番頃したいのは、打てない守れないで足を引っ張りまくる味方野手なので…(震え声)。打者に対して毒気が薄まるのは、そら仕方ないですわね(憤怒)」




