【イ軍編2275】オカルトボールを打ち砕いたバニシング打線
関西の雄、サ軍にオカルト系新外人投手ピーファック。投球時に目にバンダナをして敢えて視覚を封じ、打者の“気”を察知して逆を突くピッチングで、相手打線を翻弄しまくったものである。
前述のオカルト投法で開幕から破竹の6連勝、防御率1点台をキープしてセリーグに旋風を起こしていたピーファックであったが、大便秘打線を誇る「セ界の白星配給所」こと最弱イ軍戦で、突如大崩壊。明らかに取り乱した様子で四球を連発し、自滅したのであった。
「ワイらの“気”が凄過ぎたんやろなあ。やはり強者は強者を知るやで」
「他のピッチャーも早くワイらのところまで上がってきてどうぞ。そっちのレベルが低過ぎて、噛み合わずに打てんくて困っとるんや(錯乱)」
等々、今日も今日とて全力勘違いが捗りまくりのイ軍戦犯系ベテランズであったが、やっぱり真相は完全に逆斜め上の方向だったのである。以下、ピーファックからヒアリングした上でサ軍でまとめられた今回の件の報告書より抜粋――(関係者へのお小遣いで流出)。
「――ピーファック曰く、『イ軍打線には全く“気”が感じられなかった。奴らは霊体、この世の人間じゃない可能性が巨レ存(震え声)』と怯え切っていたが、追加調査で衝撃の事実が発覚。ピーファックが完治する“気”は野球選手としての実力が基準になっており、イ軍戦犯系ベテランズは先日発売されたドラクエ新作の事しか頭に無い為、打者としてはほぼゼロ価値になっていた事が判明。それが故にピーファックが混乱し、今回の事態を招いたのである」




