【イ軍編2274】被本塁打世界記録保持者のピンチに、マウンドに集結するぐう聖内野陣
最弱イ軍が誇る本塁打世界記録保持者(※ただし打たれる方)「風神」岸谷先発試合、死球、三塁失策、四球でノーアウト満塁、迎えるは今季打率4割7分と絶好調のマ軍四番マラクマラ。この大ピンチに、普段はフォア・ザ・ミーに徹して他人の足を引っ張る事しか考えていない一塁城戸、二塁アームブリスター、三塁魅沢、遊撃諸橋が集結。
「ここは勝負どころやで! 思いっきり行ったらんかいッ!」
「ヘイヘーイ、キシターニ、ユーのファイアボール・ストレートならケーオツねケーオツ!」
「熱い力勝負をファンに見せてやりましょう!」
「(お腹、お尻、ワガママボディなでなですっからリラックスしてどうぞ)」
てな感じの激励に、岸谷は
「み、みんな…。ワイに隠れてお薬(意味深)ガンギマリとかズルいでこの~ッ!」
と、照れ隠ししながら涙不可避。だが、しかして内野手たちの内心は、
(マラクマラの殺人ライナー、ガチ鋭過ぎて怖過ぎるッ! ここは何としてもフライボール上げさせんと!)
(ホムーランならセーフ・ミー、ノット・ホムーランならデス・ミー)
(岸谷さんの被ホームランでマ軍ファン大歓喜、俺らの命も助かってWin-Winだぜ※なお試合)
(ワイが今、ユーの背中に文字書いてんの分かるかオォン? 「月に向かって打たせろンゴォ!」)




