【イ軍編2266】新コロ時代ならではのサプライズ起用の果てに
「――っさァ行こうッ!」
「ドンマイドンマイッ! ドンマイマイッ!」
「イッツゴーーーーーーーーーーーーーーーンヌ!!!!!!!!」
等々、新コロ禍でサイレントモードになっている球場が、最弱イ軍戦で一際賑やかになっていたものである。例年は、フルボッコ&隠れゲームで恐ろしく静かなのであるが、新監督のサプライズ人事で抜擢されたドラフト5位の高卒新人浜本が、得意のイケボを張り上げていたのであった。
「フッ、この新コロナイズドスイミング――いや、ワイは何を言っているんや――新コロ時代に即した盛り上げ采配を見よ! 決して野球の不振を誤魔化したいとか、そういうワケではないんやで(震え声)」
だが、浜本の声が、某大人気声優に激似だった事が、とんでもない悲劇を産んだ。
「〇〇(某アニメ)オタワイ、△△将軍(←の人気キャラ)大好きマンだけに、ジェネラルの苦悶の声が聴きたくて聴きたくて震える」
てな感じで、苦境の中で味方を鼓舞して健気に振る舞うボイス聴きたさで、相手打線の力を引き出しまくってしまい無事死亡。僅かなファンサと引き換えに限界を超えた投手大炎上を引き起こしてしまい、新監督のプロ野球生命はフェニックスとなって昇天していったのであった(なお片道切符の模様)。




