【イ軍編2259】最弱ナインの隠れたいいところをファソに教えて差し上げた結果
「今季も開幕11連敗から始まり勝率2割台、ファンからは選手やチームに大ブーイングやが、こんな時こそ美点凝視! 普段気づかない、隠れたいいところを発見してファンに提示、イ軍の新たな価値に気付いて貰うんや!!!!」
という最弱イ軍の新球団社長(前向き。現実逃避癖有り)の発案により、本日の試合より本拠地球場東京新宿スタジアムのスコアボードの表示が、カスタマイズされたものである。
「えっ!!!!???? 城戸がホームラン33って、この10年間の合計やろ!?」
「ブリ、魅沢、宜保愛甲の20何本も絶対おかしいやろ! 奴ら全員一桁本塁打やで」
「機械の故障でワイらに夢を見させて誤魔化そうとする作戦、そうはい神崎(ガンギレ震え声)」
と、イ軍オタからは光の速さでネット経由のクレームが球団事務所へ殺到。球団は試合中の説明を余儀なくされたのであるが、
「数値は機械の故障でもなければ、誤りでもございません。普段なら本塁打の数値を入れる箇所に、カスタマイズでバントの数を入れております。プロ野球史上初、バント20発カルテットでございます」
という説明が、イ軍オタの怒りの炎にガソリンぶっ込み丸。
「ちょ、待てよ! 奴ら全員中軸打っといて、こんなにバント多かったんか!?」
「散々バントしまくって全然点が入ってない、打率維持だけの為の無駄バントって、はっきり分かんだね(震え声)」
てな感じで、隠れたいいところを提示したつもりが、知らなきゃよかった不都合な事実に光を当ててしまった形になって無事死亡。これ以上嫌われるのが難しい状況から更に怒りを買うとかいう、ヘイト二重の極みが完成したのであった。




