【城戸編474】40億の凡打製造機、選手の誰もが認めるMVP受賞
6月半ばのある一週間、それまで開幕8連敗から始まり、勝率2割の超低空飛行を続けていた最弱イ軍が5勝0敗をマークするとかいう異常事態が発生。その週は、それぞれ完投勝利を挙げた先発一、二番手の相原、神崎、1ホーマー3打点を叩きだした長森、出塁率4割・3盗塁をマークしたリバース等々、MVP候補が目白押しだったのであるが、最終的には「40億の併殺魔」こと主砲の城戸が受賞したのであった。
いつもなら、
「城戸ファッキュー! いくらお小遣いばら撒いたんだオォン!!!!????」
「いやいや、NPBのシステムをハッキングしたんやろ。お小遣いはスーパーハカーにやぞ(決めつけ)」
てな感じでイ軍ファンからディスの嵐が巻き起こる流れであるが、今回に限っては一切無し。どころか、
「城戸MVPで間違いなし」
と、太鼓判。
更には、MVPを城戸にさらわれた格好の選手たちも、満場一致で大賛成していたのであった。曰く、
「城戸さんが徹ゲー(徹夜でゲーム)続きからのコンディション不良で全試合欠場したのが本当に大きかった。いつもの併殺・ポロリがなくなるだけで、こんなにチームが強くなるもんかと、ホントおったまげましたわね」




