【イ軍編2224】ファウル打ちの鬼と化した一番打者兼闇商人
打撃の好不調に関わらず、初球からフルスイング。「四球とかテンポ悪いし、まんどくさいし」がモットーの、最弱イ軍の一番打者兼闇商人リバース。そんな早打ち野郎が、「球界の盟主」バ軍戦だけは豹変。バットを極限まで短く持って、やたらファウルで粘りまくる、出塁の鬼風の打撃を見せたものである。
「イ軍の上層部のバ軍コンプはガチだからなあ。バ軍戦で出塁したら一回につき100万円とか、まーた変な限定インセンティブ付けてんじゃないの?」
「リバースは野球は片手間だけどビヂネスには真剣だから…。マネーで選手をコントロールする、マネジメントの鑑やね(震え声)」
等々、イ軍オタの予想は金銭絡みの内容に終始したのであるが、これは当たらずも遠からず。実際はチームの取り組みではなく、リバース個人の商売上のムーヴだったのである。以下、マスゴミ取材(お小遣い〇十万)に答えて曰くの本人コメント――。
「それはアレ、バ軍の捕手の田村さんが原因よ。飛ぶ――いや、バットの新作が出る度に買ってくれるのはいいんやが、とにかく値段に厳しくてなあ。毎度値段の交渉が長引くから、こっちの方で打席で粘って時間稼ぎするしかないと、そういうワケなんや」




