【イ軍編2211】地獄の天覧試合
新コロで疲れた国民を勇気付けるッ! ていう意味合いで、最強バ軍―最弱イ軍で天覧試合が実現。ほぼ無観客という状況もあり、ロイヤル貸し切り状態となったものである。
そんな状況で、イ軍の先発である本塁打世界記録保持者(※打たれる方)“風神”こと岸谷が、遂に覚醒したか。初回、二番打者にライナーで左翼ポール直撃ホームランを打たれたものの、その後は相手打線の早打ちからの凡退が続き、完投ペースで試合を作っていたのであった。
(全然気付かなかったけど、陛下がワイにパワーを注入してくれてる可能性が微レ存…? ライトライトライトッ! ワイは今後右寄りで逝くッ!!!!)
と、決意する風神であったが、やっぱり真相はイ軍ならではの最弱オチだったのである。以下、ベンチでバット折ったりヘルメット吹っ飛ばしたりで荒れまくるバ軍打線の感想戦――。
「ファーーーーワザと凡退ガチストレス苛々相対性~~~~ッッッッ!!!!」
「『陛下に残尿感味わわせるワケにはイカンから、試合絶対9時までに終わらして』ていう球団指令、イ軍戦ではキツ過ぎるわ」
「またこういう時に限って、いつも以上にホームランボールが来まくるんだよなあ。逆に展覧試合でガバガバが加速してる風神のヤバさよ(震え声)」




