【イ軍編2207】生活の友的なSNS活用に自信ニキ
長引く新コロ禍で、選手とファンとの直接交流の場が激減した日本プロ野球。そんな状況下にあって、意識高い系の選手は、SNSを駆使しての情報発信、そしてファンとの接点強化に注力していたものである。
だが、高年俸に胡坐をかいてファンが何を求めているかをテキトーに考えていた選手たちは、自分への関心を惹き付ける事に大苦戦。変に情報開示に勤しんでしまった結果、ファソの想像の余地を削って関心を薄れさせてしまい、却ってファン離れを加速させてしまう事例まで出て来てしまったのであった。
そんな中、時流に乗って「ファンに生活のお役立ち情報を提供する」という、スポーツ選手らしからぬ切り口から、新たな地平を開拓する者が現れた。「マウンドの詐欺師」こと最弱イ軍の先発二番手、神崎である。曰く、
「アルコール消毒液について、ファンやファンのキッズが、どの銘柄が一番いいのか迷ってるっちゅう情報を得ましてね。新コロ騒動初期の頃、この手指消毒、絶対野球に使える(違法投球カモフラージュ的な意味で)と思って、市場に出てるほぼ全銘柄を超研究したから、使用感やら成分やら、情報を公開したったんですわ。特に野球ファンは、ワイがその道のプロ(意味深)と分かってるから、信頼度5億%やと評判が評判を呼んでね。ヘルシーの伝道師いう事で、ワイの第二の人生の幕が上がりかけとるんですわ(うっとり震え声)」




