【イ軍編2200】クッソハズレ外人を感動させた意識高い系ファソ
来日初打席はまぐれ当たりの豪快場外ホームランをかっ飛ばしたものの、その後は無安打三振地獄で打率1割台中盤の低空飛行が続く、最弱イ軍の新外人アバンドー。さすがに当人もイ軍ファンからの激しいブーイングを覚悟していた節があったが、意外にも状況は想定の真逆。ディスられるどころか、声援を受けていたのであった。
(ちょ、ジャパンのファンはぐう聖過ぎィ! ワイは宇宙一ファンの気性が荒いフィラデルフィア・フィリーズに在籍経験があるだけに、ギャップの差でほぼ逝きかけとるで。いやしかし、大不振ワイを『ファンが見たいから』という理由でスタメンに留め置く為の、他球団の策略のような気もしてしまうんだよなあコレが…)
と、様々な想像が渦巻くアバンドー脳内であったが、ある意味で戦犯系ベテランズにしか出来ないチームプレー()の結果だったのである。ベテランスポーツ紙記者曰く、
「確かにアバンドーは打ててないが、最初のホームランとか凄かったからな。他の連中がアバンドー以上に打ってない上に、長打ゼロで何も期待出来ないから、相対的にアバンドーが滅茶苦茶強打者に見えてしまうんや。打率1割2分8厘しか打ってないけどな(震え声)」




