【イ軍編2195】12球団一落書きされない本拠地球場
治安の悪いスポットあるある、ストリートアーティストがグラフティ(落書き)しまくりんぐ。「球界の掃き溜め」こと最弱イ軍の本拠地である東京新宿スタジアムも例に漏れず、一時は落書きの聖地だった――――のであるが、ここ数年は沈静化。どころか、12球団一落書きが少ない球場にまでなっていたのであった。
「そらそうよ、ワイらの威厳が、落書キッズ(多分)を更生させちまったんやろなあ」
「アドバイザー稼業でお小遣い稼ぎイケるやん(確信)」
と、例によって勘違いが咲き乱れるイ軍戦犯系ベテランズであったが、そこにはイ軍ならではの炎マ(炎上マーケティング)が絡む、特殊事情が存在していたのであった。以下、イ軍「パネマジ広報」白井の回想――。
「ああ、球場外壁とかの落書きね。一時は凄かったよなあ。消しても消しても書かれて大変やった。しかし、数年前の球団社長が、炎上マーケティングの鬼でなあ。『落書きウェルカム! もっとスゲーの描かせて炎上からの注目度アップ狙うんや!』てな感じで暴走してよ。『この絵には過激さが足りん! もっとエログロ要素足してどうぞ!』て、落書きに落書きを足して、消すんやなくて上書きする方向で作品を破壊したんやね。それに嫌気が差して、落書キッズたちは新スタから去っていったんや」




