【城戸編461】違法バット十本刀「ディメンジョン」
新コロ自粛中におサボりガンギマリで何もせずコンディション大崩壊した結果、開幕から一か月全試合四番で先発出場しているにも関わらず、打率1割未満&0本塁打と打線大分断に大成功してしまっている「40億の併殺魔」こと最弱イ軍の主砲、城戸。
さすがの城戸もこれではヤバいと危機感を募らせ、ボリビアの黒魔術師から禁断のマジックバット「ディメンジョン」を輸入。とにかくミートさえすれば、一瞬にして打球をスタンドへ瞬間移動させるとかいう、とんでもないホームラン製造バットなのであった。
果たして、城戸がディメンジョンを初投入した試合。慎重を期して城戸がバントの構えでバットにボールを当てて、次の瞬間、本当に打球がスタンドイン。
「ラァッ!!!! これで打率10割達成やねんッ!!!! このやり過ぎチートボール、なろう小説の鑑(震え声)」
と、鼻息荒く一塁へ向かった城戸を、しかし審判が呼び止めて事態は紛糾オブ紛糾。
「いや、だからホームランだって! どっかのカメラで映してるだろうから、ビデオ判定すりゃええやろ!」
てな感じで城戸がカウンター猛抗議するも、あまりにも突飛な現象過ぎて誰も信じず。更には、
「バントの構えだけど、当てりゃホームランなんだよ!」
という城戸の絶叫で、多分お薬(意味深)キメながら「燃えろ!プロ野球」やり過ぎて脳内お花畑爆発したんやろなあ…と、おまわりさんこっちです&病院が来い(救急車)の合わせ技で、城戸は容疑者になりつつ病院送りで無事死亡。城戸自身が未知の領域のスーパーヒールとして次のステージに放り込まれるとかいう、それこそディメンジョン(異次元)オチが完成したのであった。




