【イ軍編2190】マイナーリーガー救済大作戦
メジャーで開幕延期&延期で収益大ピンチ球団が、マイナー選手数十人をバッサリ解雇。からの、大物代理人が給料払ってあげるムーヴを見た「球界の掃き溜め」こと最弱イ軍の新球団社長が、
「コレやコレ! コレやがな! こういう苦しい時に恩を爆売りしといて、しっかり囲い込んどくんや! そんでこの時の恩に付け込んで――――いや、相手が恩義に感じて、大物になった後にチームに格安で加わって優勝さしてくれるねん! 名付けてメジャーの恩返しや!(適当)」
てな感じで、遠大なるメジャーの卵懐柔計画を発動。某チームで解雇されたマイナー選手数十人の今季年俸を、総額数億円で丸ごと肩代わりしてあげたのであった。
だが、その中に、自分のお小遣い1000万を紛れ込ませていた事が、悲劇を産んだ。球団内の政敵にそこを突かれて、泥沼の法廷闘争の後に新球団社長は敢え無く解雇。からの、マイナー選手救済で大金突っ込んだ事実を知る者が誰もいなくなり無事死亡。当該マイナー選手から、メジャー400発男(しかもぐう聖)が出てきたものの、後追いで獲得工作など全く出来ず、メジャーを育てたちょっといい話というボランティアオチで終わってしまったのであった。




