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【イ軍編2183】不正行為ダメゼッタイ新ユニフォーム

　最弱イ軍のユニフォームデザインに、日本プロ野球が物申す。曰く、

「袖のラインはＮＧ。無地でヨロシャス」

　と言うのである。

「ちょっとちょっと～、これ以上ワイらをカッコよくしてどうするつもりなんや？　人気独り占めして、球界のバランス壊しちまうぞ？」

「ジャスティス、ホワイトのイメージを、無地で象徴させるつもりやろ。全く、ワイらに色んなものを背負わせ過ぎやで実際」

　等々、何をどう勘違いしたらここまで幸せな考えに至るのか、全く以って理解不能な領域に突入するイ軍戦犯系ベテランズであったが、今回の件は完全に「マウンドの詐欺師」こと先発二番手の神崎対策なのであった。曰く、

「神崎は袖のラインの位置を微妙に変えた改造ユニフォームを作りまくり、対戦打者を幻惑。違法投球の温床許すまじという事で、イ軍のユニフォーム製作に介入したのである」

　この決定に神崎に煮え湯を飲まされていた各球団の打者は快哉を叫び、一方神崎はユニフォームの袖自体の長さを調整して対応した。