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【イ軍編2180】野手陣で労働量を分配した結果
プロ野球開幕三連戦、最弱イ軍が奇妙な守備采配を見せた。1打者毎に、頻繁に内野―外野の守備位置を入れ替えるのである。
「これだから自分の色を出したい系新監督は…。フラついてないで、もっと腰の据わった采配せい! まあすぐクビになるから、好き放題やりたいいう気持ちも分からんでもないが(震え声)」
等と、ファンからのディス&ブーイングを喰らいまくるイ軍新監督であったが、練習自粛によるゼロ自主トレで仕上がったギリギリの戦力を最大限活かす、哀しみのやり繰り采配だったのである。
「爆炎投手陣が長打打たれまくるから外野は超過労、逆に内野は球来ないからスーパーヒマ。労働量に異常な差が出るから、こまめにポジ替えせな外野が潰れてしまうんや。何とかこの三連戦、試合成立させるやで。とか言いつつグラウンドの惨状が見とられんから、その間に辞表書かせて頂きます(震え声)」
しかし頻繁な交代で、内外野を往復したイ軍野手が疲れてしまい(この程度の運動量で)、足を攣る者が続出し――――――――




