【イ軍編2178】新コロで大変な2020年プロ野球開幕に寄せて、監督に直筆でお手紙書かせてみた結果!
2020年プロ野球、遂に開幕――!
新コロによる延期に次ぐ延期で一時はペナントレース中止の可能性も取り沙汰されていたが、無観客とはいえ、何とか開幕に漕ぎ着けた日本プロ野球。
そんな状況下で、東京の某球団が、監督の直筆でスタメンオーダーと、今季に賭ける想いをしたためたものを発表。大層エモいという事で、SNSを中心に、野球オタの間で大いに評価されたものである。
「これや! これやねん! 野球で負けてもエモで勝つ! 二匹目のドジョウ、ゲットだぜッッッッ!!!!」
ていう事で、新球団社長の大号令で、最弱イ軍も企画モロパクリで監督に直筆のお手紙を書かせたのであった――――が、これがとんでもない悲劇を産んだ。
「あくまで今の率直な気持ちを」
というピュアなエモを重視した球団からのオーダーだった為、イ軍監督が、
「自粛中、選手がゲームしかやってない超ガバガバボディで、オーダー組むの大変でした。選びたい奴がいないんだよ」
「開幕投手はエースの相原ですが、試合は多分負けると思います」
「だって野手が終わってんだもの…。凡打&ポロリ地獄が今から目に浮かぶわ…」
「俺は悪くない。悪いのは球団と選手」
「ファンの皆さんには今のうちに謝っておきます。だからせめて監督へのブーイングだけは手加減して…ネ?」
という内容のお手紙が、時間ギリギリで検閲がテキトーだった為、そのままSNSにアップされてしまい大炎上オブ大炎上。一部、イ軍の内情を知る者は超涙不可避になったものの、それ以外の心ある野球オタからは、「これは実質的な八百長宣言ではないか」との指摘が相次ぎ、2020プロ野球開幕に、デカ過ぎるスキャンダル系花火で花を添える形となったのであった。




