【イ軍編2159】「マウンドの詐欺師」を産んだ高校時代の異常猛練習
現役生活22年、七色の違法投球を駆使して100勝をマークした「マウンドの詐欺師」こと最弱イ軍の先発二番手投手神崎。
今でこそ省エネ・効率化の鬼と呼ばれる神崎であったが、365日休み無し、1日10時間1000日連続練習という異常な練習量を誇る(&呆れられている)、東北のF高校出身。当時の指導者にヘイトガンギマリかと思いきや、「今のワイがあるのはF高、そして監督やコーチのお陰ですわ」と、殊勝なコメントに終始しているのであった。
「これは絶対お小遣い貰っとるやろ。1アゲ1万円とか」
「逆にF高側が神崎の弱みを握ってる可能性が微レ存…?(震え声)」
等々、様々な疑惑が噴出したのであるが、後年発表された神崎の自伝「私はやってない(何をとは言ってない)」で明かされた事実に、誰もがおったまげ&大草原に追い込まれたのであった。
「いやあ、3年間あんだけ狂った練習量をまともにやったら、ガチで死んじゃうよ100回ぐらい。当時、練習真面目にやってる風に見せかけつつ、いかに全力でおサボるかに命かけてたから。それで培った狡さ――いや、賢さが、プロ生活の土台になったわね」




