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【イ軍編2150】「ワイが死んだら新スタ(最弱イ軍本拠地)に遺灰を撒いてンゴ…」
「夫は50年来のイ軍ファンでして、いつもスタンドから選手の皆さんに熱烈なブーイング――――いえ、声援を送っておりました。ですから地獄――――ではなく天国でもイ軍さんを見守らせてあげたいんです。球場に遺灰を撒かせてやってください」
という最近イ軍オタの夫を亡くした老婦人の申し出に、
「球場はゴミ捨て場じゃないんやで」
と、当初は断りかけたイ軍の球団幹部であったが、迷惑料100万のカウンターオファーで秒速承諾したのであった。
果たして、遺灰ファサーの儀、当日。たまたま球場に来ていたイ軍の霊能者兼野球選手の宜保愛甲は、遺灰として撒かれるニキの魂の叫びをキャッチしてしまい、思わず味わい深過ぎる表情を浮かべざるを得ないのであった。
(ファ~~~~こんなとこにワイを撒くの止めてンゴオオオオッッッッ!!!! 確かにイ軍ファンワイやが、いくら霊でも奴らの負けっぷりにはストレス死待ったなしやで~ッ! もう死んでるけど。隠し子バレた報いにしても残酷過ぎるでコノォ~~~~ッッッッ!!!!)




