【城戸編455】3倍年収ニキ転生物語
天使のトークの裏には、悪魔の処方箋量あり。
天性の共感・ヒアリング能力を悪用し、患者に不要なお薬を処方しまくるド畜生内科医串間。新宿のメディスン・デビルの異名を取る、知る人ぞ知る最悪マンであった。
だが、その串間が唯一お薬処方を手加減するBBAが存在していた。
某マスゴミ記者がヒマでヒマで仕方ない時に穴埋め的な意味で取材をしたところ、実は最弱イ軍の「40億の凡打製造機」こと城戸のマッマだったのである。更に追跡取材を敢行したところ、城戸マッマも当初は大量のお薬を処方されてマネー巻き上げ対象だったのだが、そこは「セ界の薬剤師」こと、お薬(意味深)第一人者の城戸である。すぐさま不自然な点に気付き、告発カウンター。からの、過剰お薬処方で儲けた分の4割をコンサル料にしてくれたら黙ったるで! という裏取引を持ち掛け、これが成立したのであった。
だが、この記事は世に出る事は無かった。城戸マッマ(話し好き)から秒速で取材の事実が城戸へ漏れて、記者は表舞台から姿を消した――――――城戸マネーにより、3倍年収ニキとして転生、城戸カンパニー(個人事務所)のスタッフとして、第二の人生を順調に歩んでいるのであった。




