【イ軍編2131】スイッチヒッターを7日間で促成栽培しようとした結果
就任直後に10連敗、一引き分けを挟んで7連敗と、どう考えても解任5秒前の最弱イ軍新監督園田。
「このままではアカン! 何か一つでも履歴書に書ける財産を残しとかんと、再就職ハードル爆上がりしてまうッ!!!!」
という危機感から、小器用な若手外野手篠原に着目。
「即席でスイッチヒッターに仕立て上げて、『ワイが育てた』アピール待ったなしやねんッ!!!!」
てなワケで、「一週間でスイッチヒッター作りました」と言いたいが為に、篠原の日常生活を全部左右でやらせる暴挙に出たのであるが、
「好きな事もやらせた方が促成栽培イケるやろ」
という雑極まりない方針で、好きな事二本柱(ゲーム、食事)を左右の手で同時にやらせるとかいうイミフな特訓を開始。無駄に器用な篠原がこの最悪指導に応えてしまい、通常の二倍の速さでゲーム廃人、過食に陥ってしまい無事死亡。スイッチゲーマー、スイッチイーターとしては大成()したものの、脳と体のコンディションが著しく低下した事で、打撃の方は完全崩壊。野球選手としては終了したものの、伝説の手品師としての第二の人生はこの時始まっていたのかもしれなかった。あくまでも「かも」で、実際始まらなかった。




