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お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
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【城戸編449】偉大過ぎて若手のミスを誘発してしまう主砲

 守備の要である「ショカフトンタード(ショート+セカンド+レフト+センター+サード)」草加部が故障し、パリーグのド軍から緊急金銭トレードでやってきた6年目内野手倉木。守備に定評があるだけに、草加部の穴を埋める事を期待されての加入であるが、一塁への送球で妙なプレーを連発。何故か全て山なりなのであった。

「フッ、若手に優し過ぎる(一緒にゲームやってゲーム廃人に仕上げてくれる)ワイやが、無形の力で威圧してしまうケースがあるんやで。自分の偉大さが怖い(うっとり震え声)」

 と、イ軍「40億の不良債権」こと一塁の城戸はイミフな勘違いに花を咲かせていたのであるが、当然別の理由で城戸が原因の山なり送球なのであった。以下、マスゴミ取材に答えて曰くの本人コメント――。

「城戸さん、ガバガバ巨体過ぎるんで、『ヤバい近いッ』てな感じで錯視して手加減送球してしまうんです。今まで経験した事のない、恐ろしい騙し絵ボディですわ(震え声)」

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― 新着の感想 ―
[一言] これで草加部が復帰したら、倉木がセカンドに入るからイ軍では珍しく鉄壁(?)の二遊間になるのは確実と思いますね。 もっとも、草加部と倉木以外は守備能力ゼロの選手ばかりだから、草加部は「ショレフ…
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