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【イ軍編2100】転んでもただでは起きぬ怨念系野球
起用法を巡り監督と対立した結果パリーグのド軍を馘になり、最弱イ軍に拾われたリリーフ投手八幡。真面目さを拗らせた奇行で有名で、打たれた日にグラブに日付と打者の名を書き込んで、絶対恨み晴らすマン(一応野球で)となる執念深さがキモがられていたものである。
「投手が廻りに足引っ張りまくりのイ軍だと、八幡のグラブと精神が絶対持たん可能性が微レ存どころじゃない」
「今年引退に一万ガバス(震え声) 野球しか出来ない系なのに気の毒にのお…」
等々、イ軍オタから今後の人生が危ぶまれた八幡であったが、確かに野球選手としてはイ軍戦犯系ベテランズにガンギレオブガンギレで自分の調子まで狂わせてしまい無事死亡。しかし、彼奴等への恨みつらみを延々グラブに書き続けた結果、「これを無駄にするのは勿体ない」と、無駄な真面目さを発揮して、文字を重ね書きして絵画にする新技法を開発。こうして呪詛アートとかいう新境地を切り開き、八幡は怨念系アーティストとして第二の人生を切り開いたのであった。




