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【イ軍編444】こんな時期だからこそバット全部点検する主砲の鑑
無観客での試合は確定したものの、未だ具体的な開幕日時が流動的な日本プロ野球。練習も制限される環境の中で、最弱イ軍の「40億の不良債権」こと主砲の城戸が、
「こんな時だからこそやれる事をやろうやんけ」
という事で、所持しているバット全数の点検を決断。謎の意識高さをアピールする方向へ舵を切ったのであった。
「点検――違法バット常習者の城戸が言うと、意味深さのレベルが違うのう」
「業者ニキはそのまま没収して球界浄化してどうぞ――と思ったけど、依頼先が購入元のリバース(イ軍の一番打者兼闇商人)だろうから有り得ねえな(震え声)」
等々、イ軍ファンの想定は“違法バットを更に性能アップさせるベクトルでの魔改造”だったのであるが、城戸的には開幕を睨んだ切実な事情が存在していたのであった。
(無観客やとバットの音がモロに電波に乗っちまうからの~。違法バットでもフツーのバットと同じ音が出るように、サウンド微調整不可避なんやでこれが)




