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【イ軍編2093】史上唯一、戦犯系ベテランズのハートを掴んだ教え魔コーチ
チーム自体の悪評に伴う風評被害、さらには我慢ゼロの上層部が原因の一年持たずに解雇される事例が続出し、もはやまともな指導者が寄ってこない事に定評がある「セ界の貯金箱(他球団的に)」こと最弱イ軍。
前述の状況でもやってくるコーチといえば、
「ワイならイ軍を育てられる」
と、壮大な勘違いが出来る教え魔系が大半を占めており、選手のヘイトを爆買いしては結果が出せず風のように解雇されていくのが毎度のパターンであったが、元サ軍外野手で、334ホーマーを記録した金岡だけは、無駄にイ軍ナインに好かれていた。その心とは――。
「金岡さんも基本教え魔なんやが、まだ若くて体が動く年齢なのが良かった(43歳)。『コーチの凄い打撃、お手本見せてくだーたい!』ておだてまくると自分が打ち込み始めるんやが、それで気持ち良くなっちまうんやな。延々打撃ケージの中から出て来んから、その間にワイら隠れゲームやってWin-Winの良好な関係が作れとったんや」
※なおその後、連日の隠れゲーム成功により打線の状態が悪化し、金岡は無事風のように解雇された模様




