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【イ軍編2089】最弱球団をサバイブする必勝談話術
「もうそこは徹底指導、ベンチでも根気よく言い聞かせてるんで、試合終盤になると一丸となって選球重視、投手のストライクゾーンを狭くする態勢になっとりますわ。まだ結果は出てないですが、チームが強くなるには、こういった過程がホンマ大事やからね。ワイも我慢、チームはどこまで我慢出来るかナ…?」
てな感じの試合後談話を、この数日連発している最弱イ軍監督の元浦。大便秘打線を「ワイが育てとる」アピールを繰り返しているのであるが、その手腕には、イ軍「パネマジ広報」白井も思わず唸らざるを得ないのであった。以下、白井とその部下の元浦談話感想戦――。
「いやあ、物は言いようとは正にこの事よ。実際、ウチの打線は終盤になると早打ちしないし、ストライクゾーン狭くしてるのは確かだからなあ」
「スタミナ無さ過ぎて疲れ切っててバット振れない&肩が落ちて猫背になってるだけなんですがそれは…(震え声)」
「嘘は言ってないが、本当の事を全部言ってるワケでもない、元浦の話術はなかなかのもんやで」




