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お笑い野球イディオッツ!  作者: 山岡4郎
おいでよ最弱の闇
2882/5142

【イ軍編2080】一人一イニングで9人投入とかいう異常継投カマされる打線

 今季、優勝争いの大本命と見られながら、春先に投手陣が絶不調で、よもやの勝率5割以下に低空飛行しているセリーグのサ軍。

 そんな折、最弱イ軍との一戦で、先発ローテ5人全員とクローザー含む勝ちパターンのリリーフ4人に一人一イニングを投げさせるとかいう、まさかの謎継投を繰り出したものである。

「おいおい~、いくら不調といえども、ワイらを異常警戒し過ぎやろ~満たされまくる自尊心~」

「監督がお薬(意味深)ガンギマリで日シリ最終戦と勘違いしてる可能性が微レ存…?」

 と、プライドが心地よく満たされて勘違いが捗りまくりなイ軍ナインであったが、そこはやはり対イ軍ならではのオチが存在していたのであった。以下、試合後のサ軍監督&投手コーチ感想戦より抜粋――。

「多少荒療治やが、調子上げるにはコレしかねーやろ。投手はメンタルが第一やからなあ」

「絶対抑えられるイ軍大便秘打線を短いイニングとはいえ全員完全に封じ込んで(※9人継投の一安打完封)、みんな表情が明るくなってましたからね。明日からの巻き返しに期待大ですわ」

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