【イ軍編2072】新コロ自宅待機を心霊トレーニングで乗り切ってやるッ!!!!
新コロ禍の影響で球場が使用出来ず、選手が自宅トレーニング動画を公開して広告で小銭を稼ぐケースが発生。その中でも、
「自分、キッズをダンベル代わりにトレーニングしますわ」
という、某天然系外野手がアップした動画が、キッズの可愛さに釣り込まれた一般人まで巻き込んで、結構な視聴数を叩き込んだものである。
そして、そんな成功事例をパクる事に関して疾きこと風の如しの最弱イ軍が、霊能者兼野球選手の宜保愛甲に臨時ボーナスを弾み、
「ワイは霊を召喚してダンベルトレーニングするで。霊感がある人にしか見えない霊です」
と、心霊トレーニング動画を公開させたものである。
果たして、大多数の人間は何もない空間で真っ赤な顔して苦しそうにエアダンベルを上げる宜保愛甲にしか見えなかったのであるが、TVで著名な霊能者ら少数の者たちは、
「宜保愛甲マジパネェ! 色々呼び過ぎィ!」
てな感じで反応した為、物議を醸してほぼ炎マ(※炎上マーケティング)状態ながらも、そこそこの視聴数&広告収入をゲットしたのであった。
十数年後、当時を振り返って、宜保愛甲は「もう時効やろ」と、笑撃の真相を自伝に記したのであった。
「あん時は面倒だったから、霊を呼んだフリして演技してただけ。アカデミー賞級のワイの演技力に皆騙されてなあ、普段霊関係で有名な連中が『見えた!』とか言っててホント草やったで。あん時そう言ってた奴、みんなインチキて分かってしもたからな」




