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【城戸編437】新宿〇〇の若手はワイが育てるッ!
「40億の凡打製造機」「世界の併殺魔」の蔑称でチーム内からもヘイト2000万パワーを集める最弱イ軍の4番、城戸。
そんな城戸に、すり寄る若手がいた。7年目内野手沖田。打てない守れないちょっと走れるの代走要員で、今年で解雇5秒前と目されていたものである。
沖田はベンチ内で城戸に張り付き、何やら必死にメモを取っている様子。
「お薬(意味深)の闇ルートでも探ってんのか?」
「違法用具密輸業者化待ったなし」
等々、チームでは散々な言われようであったが、オフに首になった後、城戸からの情報を元に、グラウンド管理を担当する新宿園芸に就活して一発採用。第二の人生で逆転タイムリーを放ったのであった。曰く、
「城戸さんに500万回ぐらいはお世辞を繰り返して、イレギュラーが起こりやすいグラウンドの作り方を教えてもらったんです。『ここに転がせば球が変な曲がり方して内野安打になるで!』てポイントも教えてもらったんで、チームに貢献できまっせとアピールして採用されたんですわ」
※なお選手の足がガバガバ過ぎて大体アウトからの八百長疑惑量産で無事死亡した模様




