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【イ軍編2047】最弱球団がクラシカル・スパイの標的になった結果
「この電子機器時代、敢えてクラシカルに王道を征く。本物の情報野球(意味深)をお見せしますよ」
と、宣言したとかしないとか、サ軍の新監督伊地知が、球団内でスパイ野球実行の方針を固めたものである。
果たして、バックスクリーンにアベックに化けたスパイが陣取り、望遠鏡で捕手のサインを覗くとかいう、古典的過ぎて誰も気づかない古くて新しいスパりをカマしたものである。そして、最弱イ軍戦で、
「アカン、捕手の綿貫に即バレしてます! サインが全部ファッキューポーズになってます!!!!」
と、泡大豊作で報告したのであるが、調査の結果、次の事実が発覚したのであった。
「イ軍の綿貫が出すサインは、魔制球の投手憎しで、99%がファッキューマーク。残りの1%は親指を下に向けるゴートゥーヘルでした」




