【イ軍編2036】監督のボヤキをベンチで聴かせる系捕手育成法!
「最弱チーム再生(なおこれまで強い時代は無かった模様)にはやっぱ元名捕手の名将召喚でFAやろ!!!!」
という新球団社長の思いつきで、球界どころか人生からも引退5秒前(89歳)のパリーグで優勝4回の名将「ナムさん」こと南村を担ぎ出した最弱イ軍。
寄る年波に勝てず痴呆になっているという噂もあったが、ウン十年振りの現場復帰がいい方に作用したものか、頭脳は極めて明晰。
「ワイらの時代は」
的なウザ過ぎトーク全開で、大量のアンチを発生させて、まずは炎マ(※炎上マーケティング)的に大成功だったものである。
そしてナムさんといえば、ベンチの近くに若手捕手を座らせて説教99%指導1%で鍛える事が有名であったが、イ軍では第三捕手の久米田が標的に。自分の前に座らせて延々呪詛のような繰り言を並べ立て、しかし久米田は決して実戦に出る事は無かったのである。
以下、後年久米田が明かした当時の真相――。
「監督はやっぱ歳だったんすわ。イ軍のあまりの酷さ(大便秘打線&爆炎投手陣&ポロリーズ守備)に耐えられなくて、試合中はほぼ気絶してましたからね。それを誤魔化す為に、私が監督の愚痴を聴いてる風にして、ベンチで監督の前に陣取ってたんです。なので試合には出れなかったんすけど、当時のシールド手当てが結構美味しくて、それはそれで自分的には良かったです(適当)」




