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【イ軍編1997】無観客だけど無観客じゃない試合
毎年、最弱イ軍主催でオープン戦1試合、某地方球場で開催されるのであるが、例のウイルスで今年は無観客が決定。娯楽が少ない地元民は、
「今年はイ軍がフルボッコされる姿が見られない」
と、大いに嘆いたのであるが、どっこい、球場には満員とは行かずとも、そこそこの人数が入っていたものである。
「ファッ!!!!???? ちゃんと客ディフェンスしたんか????」
「まっ、何かあっても主催のイ軍側の責任だから、どうでもいいっちゃいい…かな?」
と、対戦球団はおったまげつつスルーしたのであるが、試合後、念の為確認したところ、客を入れた履歴は確かにゼロなのであった。
イ軍の霊能者兼野球選手の宜保愛甲は、事の顛末をしみじみと語ったものである。
「ここは野球オタの霊が結構多いからなあ。『今日は人目を気にせず、思いっきりやきう観られるで!』つって喜んどったわ」




