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【イ軍編1988】大リーグボール養成ギプス２０２０

　エア自主トレガンギマリで春季キャンプに突入、例年通り、体全く動かず＆おサボりまくりの最弱イ軍ナイン。

　選手掌握出来な過ぎでこれでは解任５秒前という焦りから、新監督の代田が、イ軍の闇商人兼１番打者のリバースと突貫で「大リーグボール養成ギプス２０２０」を開発。どんなにガバガバボディでノー体力な人間でも、付ければそれなりに動ける（ように見える）パワードスーツみたいな新アイテムを開発したものである。

「ヴォ―！　投手は１５０ｋｍ連発、打者は柵越え量産じゃ～ッ！」

　と、さすがのディスネタ待ちのマスゴミ勢もおったまげたのであるが、このギプス２０２０がＯＰ戦に入るや恐ろしい悲劇を産んだ。

　ギプスで甘やかされたイ軍戦犯系ベテランズのガバガバボディは、ガバガバを通り越してもはや崩壊状態。ＯＰ戦勝率０割台（最終戦で相原―神崎の先発一、二番手無理やり突っ込む無茶継投で帳尻合わせ勝利）を叩き出し、代田は開幕まで持たず、風のように解雇されたのであった。