【イ軍編1984】一流スポーツ誌の呪いVS最弱ナイン
時はペナントも押し詰まった9月、3年ぶりの優勝を目指す「球界の盟主」バ軍に、大きな壁となる日程が襲いかかった。8月早々に最下位を確定させ、消化試合の鬼モードに入った最弱イ軍と、雨天中止やらの影響で、6連戦の予定となってしまったものである。
バ軍としてはここは絶対落とせぬ、使えるものは何でも使おうという方針から、「表紙に掲載されたら成績落ちる」ジンクスのある、某アメリカの有名スポーツ誌に億単位のマネーをチラつかせ、イ軍ナインの表紙掲載を強引に決めてしまったのであった。
果たしてイ軍との6連戦、スポ○ラの呪いはガンギマリした――――バ軍の若手イケメン主力勢に。確かにス〇イラは依頼通りイ軍ナインを撮影したのであるが、
「ワイはもっとカッコいい。撮り直し!」
「イケメンに写らないと掲載不可不可避」
等々、イ軍ナインからの勘違いクレームの嵐で撮影班がギブ。
「じゃあもう画像ハメ込みしかねーやろ! 日本でイケメン言われとる選手(それが不運にもバ軍の主力だった)の顔面と奴らのボディを合成したれ!!!!」
とヤケクソで提出したデータを「やればできるやん」と、イ軍サイドが一発OK。
こうして実質的にス○イラの表紙を飾ってしまったバ軍イケメン主力勢に呪いが降りかかり、優勝どころかCSすら逃す大失速で無事死亡。呪おうとした相手の闇が深過ぎたという、ダークネスブーメランが完成してしまったのである。




